和泉 式 部 日記 訳。 高等学校古典B/和泉式部日記

和泉式部集 正集の全首 現代語訳(制作中)

聞こし召すことどもあれば、「人のあるにや」と思し召して、やをら帰らせ給ひぬ。 その中でも和泉式部ほど欲望の道をとことん極めた人は珍しい。 その中でも和泉式部ほど欲望の道をとことん極めた人は珍しい。 「昨夜おはしけるなめり。 目さへあだあだしきにやとまでおぼゆ。 冷泉天皇の皇子帥宮(そちのみや)(敦道(あつみち)親王)との恋愛の顚末を,贈答歌を中心にしるしたもので,歌物語の一面をもつ。

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和泉式部日記

宮は、今夜もお出かけになりたかったけれど、 〈こういう忍び歩き人々も止めているうえに、帝 (一条天皇) や大殿 (左大臣藤原道長) や東宮さま (居貞親王・いやさだしんのう、後の三条天皇) などがお聞きになったら軽薄に思われるだろう〉 と外出を控えていらっしゃるうちに、長い日数が経ってゆく。 「いとよきことにこそあなれ。 そばに呼んで置いておこうかどうしようか」とお思いになっているのだけど、「呼び寄せたら、さらに聞き苦しいことがあるだろうか」とお悩みになっているうちに、女への訪れがなくなってしまった。 雨なほやまず。 趣深い、趣がある、風情がある。

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和泉式部日記『夢よりもはかなき世の中・薫る香に』(1)問題の解答

いかが聞こえさすべき。 全く何もかも良くないことは、この右近の尉なんとかが始めるのです。 よる夜中とありかせ給ひて、よき事やはある。 孤独を分かち合い、折を心得た一組の男女の知性と感性の応酬を、「女」の側からみごとに描ききったところに、この「日記」の際だった特色を認めることができよう。 翌朝、宮から、 「変なふうに夜を明かした」 とお書きになって、 「いさやまだ かかるみちをば 知らぬかな あひてもあはで 明かすものとは (いやもう こんな恋の道があるとは知らなかった お逢いしながら なにもなく夜を明かすなんて) あきれたね」 とある。 北の方も、例の人の仲のやうにこそおはしまさねど、夜ごとに出でむも、あやしとおぼしめすべし。 〔三〕 童が宮のところへ帰るときに歌を託す。

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和泉式部日記『夢よりもはかなき世の中・薫る香に』現代語訳

つつましう=シク活用の形容詞「つつまし」の連用形が音便化したもの。 いらっしゃる、おられる、あおりになる。 」とて、橘(たちばな)の花を取り出でたれば、「昔の人の」と言はれて、「さらば参りなむ。 ここへ呼んでそばに置こうか〉 と思われるけれど、 〈でもそんなことをしたら、今よりもっと世間の評判が悪くなるだろう〉 と思い乱れていらっしゃるうちに、女から遠のいてしまった。 女は、お寺に参詣しようと精進しているところで、 〈お越しになるのがひどく遠のいているのも愛情がないからだろう〉 と思ったので、特にお話などもしないで、仏さまの精進を口実にしてなにもしないで夜を明かした。 宮は、 〈話をするだけで夜を明かしてしまうのか〉 と思われて、 はかもなき 夢をだに見で 明かしては なにをかのちの 世語りにせむ (はかない夢さえ見ることができないで 夜を明かしてしまったら これから何を思い出話にしたらいいのでしょう) とおっしゃるので、 世とともに ぬるとは袖を 思ふ身も のどかに夢を 見る宵ぞなき (夜になるとずっと涙で袖を濡らすばかり のどかに夢を見る夜なんてありません) まして今夜ご一緒など」 と申し上げた。

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和泉式部日記『夢よりもはかなき世の中・薫る香に』解説・品詞分解(1)

お仕えする、お仕え申し上げる。 これらの伝承を運んだのは、小町、紫式部、静御前 しずかごぜん 、虎 とら 御前などの女性伝承を伝えた一群の人々と同じで、泉や川辺に宗教行事を行いながら回国した女たちと考えられる。 せよ=使役の助動詞「す」の命令形、接続は未然形。 きこしめすことどもあれば、人のあるにや、とおぼしめして、やをら帰らせ給ひて、つとめて、 「開けざりし真木の戸ぐちに立ちながらつらき心のためしとぞ見し 憂きはこれにや、と思ふもあはれになむ」とあり。 『まゐり侍り』と申し侍りつれば、『これまゐらせよ。

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和泉式部日記『夢よりもはかなき世の中・薫る香に』解説・品詞分解(1)

以後、晩年の式部の消息はさだかでないが、1027年9月、皇大后藤原妍子 けんし の七七日の法事に、保昌にかわって玉の飾りを献上し、詠歌を添えたという記事が生存を伝える最後の記録となっている(『栄花 えいが 物語』玉の飾り)。 普通ならこの辺りで恋愛市場を卒業して、習い事ざんまいのマダム生活を楽しむはずだが、和泉ちゃんの恋愛伝説はここから派手やかにスタート。 九月廿日あまりばかりの有明の月に、御目さまして、いみじう久しうもなりにけるかな、あはれ、この月は見るらむかし、人やあるらむ、とおぼせど、例の童ばかりを御供にておはしまして、門をたたかせ給ふに、女、目をさまして、よろづ思ひつづけ臥したるほどなりけり。 「それでは、(帥宮のもとに)参上しましょう。 和泉式部という人は、趣深く手紙をやり取りした(人です)。 まだ端におはしましけるに、この童、かくれの方に気色ばみけるけはひを御覧じつけて、「いかに」と問はせ給ふに、御文をさし出でたれば、御覧じて、 おなじ枝に鳴きつつをりしほととぎす声は変らぬものと知らずや と書かせ給ひて、賜ふとて、「かかること、ゆめ人に言ふな。 「名詞+す(サ変動詞)」で一つのサ変動詞になるものがいくらかある。

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和泉式部日記

日本大百科全書 3• いかが 聞こえさす べき。 けっして、あなたが今までお逢いになった方のようなことはしませんから」 とおっしゃるので、女は、 「変なことを。 あはれにもののおぼゆるほどに来 たれ ば、「 などか久しう見え ざり つる。 春宮の聞しめさむことも侍り。 平安時代の日記。 医学英和辞典 0• 実家からは勘当され、夫とは離婚することに。

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